すれ違う夫婦

2024年02月11日（日）

最初は気が合って何をするのも楽しかった。

恋人同士の関係の延長の様な新婚生活。

毎日が楽しくて、こんなに素敵なパートナーはいないと思った。

でも、ちょっと待った〜！

結婚する時にお互いのビジョンについて話し合ったのだろうか？

共稼ぎで頑張るのか？いつまで？定年退職までがんばる？

子供を望むのか、望まないのか？

どんな風に育てたいのか？

そのためにお互いのできる事は何か？

マイホームを持ちたい、マンションか戸建て？

思いの通りにはいきませんが多少は話し合っていけば、さほどのすれ違いはないはずです。

話し合う事でパートナーの考え方を理解する事ができます。

しかし、こんなビジョンを持たないまま結婚したら子供が産まれるのが当たり前。

自然の現象で子供が産まれて生活が一変してしまった。　　　　

若い

現代は女性の社会進出が目覚ましく、ひと昔前は子供の成長に合わせてパート勤め程度でしたが

正規社員として仕事を持ち続けて、産休、育児休を取るのが当たりの時代となった事で夫婦のあり方も多く変わってきました。

イクメンというWordが生まれた程です。

男女平等とまでは行きませんが子育て、家事、仕事と頑張るのが現代の若い夫婦。

すれ違う事がたびたび💦

こんなことから夫婦問題が生じ始めことがあります。

お互いに有職者で二人合わせるとかなりの収入があり、今の家よりもワンランク上の家を持ちたいと話し合って今よりもっと収入を得る事を目標に働いて来ました。

しかし、子供が産まれてからはお互いに忙し過ぎてそこからの擦れ違いが生じて来た。

大きな家を持つ事が二人のstatusでしたが、小さな子供の事で二の次になって来た。

たとえ忙しくても母親は決して子供のことは見離せないので精一杯お世話をするし、仕事も頑張る。

父親はこの生活に幸せを感じることができなくなり、職場不倫をしてしまった。

一緒懸命に働いていい家を買いたい・・・

素敵な目標なのですが肝心の家の中に住む住人の幸せ感が薄いのが残念です。

せっかく授かったお子さんの共同養育が上手く行かず、自分の立場ばかりを主張する。

原因はそこにありました。

お互いにそこに気が付かれて、再構築を望んで下さいました。

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日置佐知子

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