不倫の慰謝料を請求するタイミング?

不倫の慰謝料を請求するタイミング?

2023年07月03日(月)

不倫、浮気の代償として慰謝料が発生しますが必ず請求する事がいいのか?考えてみたいと思います。

パートナーの不倫を疑うとまずは密かに探偵を付けて確実な証拠を集めをし慰謝料の請求をしたりします。

[浮気をされて離婚を考えている場合]には、浮気相手とパートナーから両方に慰謝料を請求することができます。

[浮気相手と別れさせたくて]浮気相手に慰謝料を請求する場合は逆効果になる事もありますので要注意!

 

ケース1) なんとか夫と愛人との関係を壊して元のさやに戻したくて、浮気相手に慰謝料を請求したら、夫の逆鱗に触れてしまい、探偵を付けて慰謝料を請求する、お前に恐ろしさを感じた。もう一緒には暮らせないと再構築不可能になってしまいました。

ケース2) 浮気が絶えない夫にいつも、我慢ばかりをしているので今回は絶対に別れさせ様と相手に慰謝料を請求したものの陰で慰謝料を夫が出してくれて今も関係が続いている。

[慰謝料を請求した方がいい場合]もあるかと思います。

ケース1) 妻が浮気をしている事に薄々気が付いていたのにも関わらず、離婚となる。子供達の親権は母親が持ち、子供達が小さいので保育園の送り迎えは父親が担う事で離婚が成立。妻の望み通りのマイホームを手に入れてのも束の間。家は夫が引き取り、多額なローンを抱えての1人暮らしとなり、まだ、子供が小さいので養育費を払わなくてならず、金銭的に目処が付かない。妻の言いなりの離婚条件で合意。何故かと言うと心の癒しは子供達の面倒を見れる事でした。しかし、感情的に理解出来ますがこれから先の生活を考えたら、慰謝料を請求する方が良いのではないかと思います。

ケース2) 若い妻の浮気を止められるのは、夫しかないのですが・・・やはり一度火が付いてしまうとなかなか止まる事ができないのが浮気。離婚が成立し慰謝料は請求しない。何故かと言うと浮気相手と再婚したら養育費を払わなくて済むという計算でした。必ずしも浮気相手と再婚するとは限らない。相手の経済能力も考慮されますし、何より養子縁組をしてくれるかも分からない。妻には慰謝料を請求しなくてもいいので浮気相手からは請求した方ががいいかと思います。浮気が原因で離婚に至った場合の慰謝料は大きいもの。

慰謝料の請求は心情的に複雑だと思います。少し前までは普通の夫婦で、特に男性は妻への思いが強いものです。

 夫婦の問題は夫婦問題の専門家がお答えします。

 埼玉の離婚、夫婦問題カウンセリング

      ハートフルヒオキ 

                              日置佐知子


  |  

過去の記事