離婚を決意しなければならないケース

離婚を決意しなければならないケース

2022年07月06日(水)

夫婦の問題、離婚したい、修復をしたい、修復の選択したほうがいい?そこまでには至らないけど何となくギクシャクして夫婦関係が上手くいかない。

長年、その様な問題をカウンセリングし続けて思う事は夫婦の数だけ問題があり、最近は複雑化して来ています。

そんな中でも、やはり簡単に答えが出ないのは離婚に踏み切り事です。

しかし、若いご夫婦は、意外にも離婚のハードルが低いのも事実です。

若い世代のご夫婦は、こんなパートナーに我慢して人生を終わらせたくない、もっと別な生き方ができるハズ、経済的にも何とかなる。もっといいパートナーがいるのではと思う傾向があります。

しかし、子供さんが大きくなってくると、両親が別居や離婚する事が耐えれないと言われ来たので、どうしていいのかと思い悩んで相談に見えたケースをご紹介します。

結婚直後からご主人のDVが始まりその頃にすぐにお子さんを授かり、姑と同居していてご主人のDVを見て見ぬ振りをずーっとして来て助けてくれる事など一度もなかった。そうこうしているうちに二人目のお子さんを授かり、流されて生活を続けて来た。お子さんが判断力が付いて来たのを機に実家に帰る事を決心して別居にやっと踏切れたそうです。夫に離婚したいと伝えたら、したかったらすればいいと冷たく言われて決心したものの、今後はお子さんから離婚はしないでと言われつづけて相談に見えました。

揺れ動く気持ちは良く分かります。自分さえ我慢すればいいのにと思う方も結構います。しかし、DVは命に関わります。よく長い間我慢して来たのかと感心してしまいました。

DVは身体に傷をうけますが、心はもっと傷つくのですが、暴力のスイッチをいれたのは自分で自分が悪いと思ってしまう。

 [貴女は決し悪くはない]

悪いのは暴力を振るう夫なんです。しかし悪いのはお前だと言われ続けてしまうと自分が悪いのだと洗脳されてしまう。また暴力を振るったあとはなんとも言えないぐらい優しくしてくれるので自分の判断する力がなくなってしまい長年夫婦生活を続いてしまった結果です。またご主人の生育歴に問題があり、ご主人も子供の頃に暴力を振るわれて育ったので義母が奥様への暴力も見て見ぬ振りをしてきたのです。

この奥様はとても優しい方で、お子さんや実家のご両親の事を先に考えてしまいます。この様なケースの場合はご自分の幸せを考えて欲しい、自分が幸せでないと周りの人を幸せには出来ない事を忘れないで頂きたい。

お母さんが幸せで前を向いて生きていれば必ずお子さんも理解してくれる日がきます。

(個人情報に係る事など配慮し了解頂いています)

離婚しないに越した事はないけど離婚を決意しなければいけない事もあります。

    💞 埼玉の離婚カウンセラー

     夫婦問題カウセリング

      ハートフルhioki

                           日置佐知子💞


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