妻の不倫の心情
第三の時効、横山秀夫のサスペンスドラマ見入ってしまった。
何故見入ってしまったかと言いますと、妻の不倫が事件解決のカギになっていて夫婦関係の専門家としては
興味深々で２時間見てしまいました。
ストーリーは１５年前に夫のタクシー運転手が殺害され、その妻がレイプされる事件が起きた。犯人と思
われた男が逃亡し時効を迎え様としていた。実は犯人と思われていた男は無実で妻が真犯人だった。刑事達
が第三の時効を成立させたと言うものだった。
何故妻が真犯人かと言うとレイプされたのではなく、妻がその男を誘惑してしまい不倫現場に夫とでくわして
しまい殺害して事件になってしまったのです。
その不倫相手は妻の若かりし頃の元彼で同窓会で再会してしまう。情事の出会いによく聞かれる事が多く挙げ
られます。
彼女が真犯人でその時の心情を淡々とかたっていた事になるほど、なるほどとうなづいてしまった。
一時の気の迷いで心の隙間に一線を越えてしまった。夫が嫌ではないが長年の夫婦生活で女として見ている
のではなく、物としてしか自分をみていない。不倫相手とどうにかなりたいと思っていた訳ではない。
妻の不倫の心情としては分かる様な気がします。
あるフライチャイズの経営者の男性とパート社員の妻との不倫騒動でも、同じ様な
ことを言った奥さんがいました。
子供さんが３人も居ながら不倫の関係だけを続けて行きたい。その男性とどうにかなりたいとは思っていない
が離婚したいと主張！
実家に帰ってしまい、義母に戻ってくる様に協力して欲しいとお願いしに行ったところ、逆に離婚して欲しい
と言われた。近所には離婚して実家に帰って来て楽しく暮らしてる人が多いでしょ。無理に修復などしてくれ
なくてもいいのよ！
夫にしてみれば思いも寄らない言葉に戸惑うばかり。
家庭的で奥様も子供さん達も大事にしているとてもいい夫でもあり、いい父親でした。しかし残念ながら奥様
を女性としてみていない所に心の隙間風を吹かせしまったのだと思います。
また夫の浮気に悩まされ、自分を人間として扱ってくれない事に我慢出来ず、離婚
を決意し離婚調停中でありながらも自分自身も不倫してしまった。心の隙間に情事
の風が吹いたようです。
どうですか？夫婦でありながらも妻としてだけでなく、一人の人間として尊重し女性として見て行く事がいい
夫婦関係を続けていく秘訣だと言えます。
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